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アサガオの肥料は?
アサガオが元気に咲き続けるための肥料です
■アサガオの肥料は?
1.窒素・リン酸・カリを等分に
アサガオに与える肥料に、
少し気遣うと、立派な花が次々と咲きます。
肥料には窒素・リン酸・カリという成分が入っています。
この3つの成分は、肥料によって配合率が違います。
窒素はつるや葉を育てるための要素で、
リン酸は花や実を育てる要素、
カリは根を育てる要素とされています。
アサガオに与える肥料は、窒素・リン酸・カリが同等のものか、
リン酸が多めのものを選ぶようにします。
窒素の多い肥料を与えていると、つるや葉ばかりが茂ってしまう、
「つるボケ」という状態になりやすくなります。
しかし、花付きをよくするために、リン酸分のみを与えるのも禁物です。
3つの要素がちょうどよく効いている状態が、
アサガオには一番適切な肥料です。
肥料の割合
また、肥料には液体肥料と固形肥料があります。
液体肥料は、500倍~1000倍など決められた希釈率があるので、
それに合わせて薄めたものを、水を与える代わりに与えます。
固形肥料は名前の通り、固形になっている肥料ですので、
粒状になっているものを用土の上に置くか、
少し埋め込むような状態にして与えます。
どちらを与えても問題はありませんが、与える頻度が変わります。
液体肥料の場合は7日~10日に1回のペースで、
固形肥料の場合はだいたい1ヶ月に1回のペースです。
2.肥料を与えるタイミングは?
アサガオを定植した後、
2週間は元肥が効いているので、追肥を行う必要はありません。
2週間が過ぎたら、追肥を開始します。
液体肥料を与える場合は、7日~10日に1回のペースで、
規定通りに薄めたものを水の代わりに与えます。
固形肥料の場合は、土に直接置くか、
少し埋め込むような状態にして与えます。
肥料のメーカーや種類によって、肥料が効く期間が異なるので、
袋の表示をよく確認しましょう。
また、一定期間経過して、新しい固形肥料を与える時は、
前回与えた固形肥料がまだ残っていたら、
必ず取り除いてから新しいものを与えるようにします。
液体肥料よりも固形肥料の方が、与える頻度が少ないため、
追肥が頻繁に行えなかったり、希釈するのが面倒という場合は、
固形肥料を使用するのがおすすめです。
調子の悪そうなアサガオですが、
花柄や枯葉を取り除き、肥料をあげるとグンと生長が良くなります
液体肥料を与えていても、固形肥料を与えていても、
アサガオの葉の色が薄くなる、黄色くなることがあります。
また、アサガオの花が小さくなる、花付きが悪くなることがあります。
アサガオの葉色、花付きが悪くなる原因の1つに、肥料切れがあります。
肥料切れの場合は、即効性のある液体肥料を与えて様子を見るようにします。
この時、くれぐれも毎日液体肥料を与えるなど無茶をしないようにします。
多肥の状態になってしまうと、
肥料焼けを起こして枯れてしまうことがあるためです。
アサガオの害虫
アサガオも害虫に好かれます
[アサガオの害虫]
■アサガオの害虫
小学校の教材として育てられるアサガオですが、
病気にかかったり害虫がついたりすることもあります。
見た目では害虫のせいだと分からない症状もあるので、
症状別にどのような害虫がアサガオにつくのかをご紹介します。