入谷朝顔まつり
入谷朝顔まつり あんどん仕立てが綺麗です♪
夏の花といえば、アサガオです。
毎朝新しい花を咲かせてくれるのが新鮮で嬉しいですね。
日本では古くから親しまれ、江戸時代には大ブームになりました。
アサガオは平成の今の世になっても、いまだに愛され続けています。
そんなアサガオを一日たっぷりと楽しめるイベントがあります。
それが朝顔市です。
朝顔市は各地で開催されていますが、
特に関東では大がかりなまつりとして開催されることもが多いです。
今回は、その中でも最も有名な、
入谷鬼子母神を中心にした入谷朝顔まつりをご紹介します。
[入谷朝顔まつり]
■入谷朝顔まつりの歴史
入谷のアサガオが有名になったのは、
江戸時代に下級武士の間でアサガオが流行した際、
その下級武士が多く住んでいたのが入谷であったことから始まります。
入谷の土がアサガオ栽培に適し、変化朝顔がたくさん作出されたことで、
アサガオの人気はピークになります。
見物料をとって見せたりするほど見事なアサガオがたくさんあり、
ピーク時には1000種以上もの品種があったといいます。
その後、大正2年に植木屋が廃業してしまい、アサガオブームは終焉を迎えます。
それからしばらくし、慌ただしい時代が過ぎた頃、
戦後の傷を癒すべく、地元の有志と観光連盟が協力し、
昭和23年に朝顔市が再開されました。
それからは毎年決まった日に、入谷朝顔まつりが続いています。
毎年7月6日、7日、8日が開催日
■入谷朝顔まつりの日程と開催場所
入谷朝顔まつりは、毎年同じ日程で行われています。
七夕当日を挟んだ3日間ですが、
これはアサガオの別名が「牽牛花」と呼ばれているためです。
牽牛とは、七夕伝説の主人公の一人である、
彦星の別名とされているため、それにちなんだ日程なのでしょう。
毎年7月6日、7日、8日が開催日となります。
アサガオの開花時期も、ちょうどこの頃くらいから始まるので、
まつりで購入したアサガオを一夏いっぱい楽しむことができます。
また、開催日は平日・休日に関わらず変更されることはほぼありません。
開催されている時間帯も同じです。
時間は、午前6時~午後11時までと、意外と長い時間行われているので、
平日であっても出勤・通学前の早朝に行くこともできますし、
仕事や学校が終わった後、夕方以降でも行くことができます。
■入谷朝顔まつりの楽しみ方
入谷朝顔まつりといえば、やはりアサガオです。
毎年アサガオのお店が60軒ほどと、その他の雑貨店約80軒など、
合わせて140軒ほどの出店がでます。
美しいアサガオを求めて、気に入る1鉢を探すのももちろんお勧めですが、
店先に並ぶアサガオをのんびり歩いて眺めるだけでも楽しめます。
また、アサガオ以外のものを取り扱っているお店を見て歩くのも楽しいです。
散歩、ウィンドウショッピング、アサガオショッピングと、
人それぞれの楽しみ方ができるのも、入谷朝顔まつりの魅力です。
■入谷朝顔まつりの注意点
入谷朝顔まつりを存分に楽しむために、注意したいことをまとめました。
事前に知っておくことで、当日に便利なので、ぜひチェックしておいてください。
・駐車場
入谷朝顔まつり開催中は、
周辺のパーキングチケット・パーキングメーターが使えなくなります。
入谷口通りは、まつり関係の車両以外は使えません。
金杉通りは、終日駐車禁止となります。
夕方5時~夜9時半までの間は、言文通り(入谷交差点~根岸1丁目交差点)は、
車両の通行禁止になるので、行く際は車を使わないようにした方が得策です。
・交通機関
入谷朝顔まつりには、公共の交通機関を使って行くのがお勧めです。
ただし、当日は言問通りが通行止めになるため、
ここにあるバス停は移動となるので注意しましょう。
・持ち帰り方
購入したアサガオは、そのまま手持ちで持ち帰ることができます。
けれど購入後もまだぶらつきたい時や、たくさん購入した場合は、
宅配サービスを受けることができます。
有料になりますが、身軽になれ、丁寧に梱包・配送されるのでお勧めです。
■参考
・アサガオ 種からの育て方
・アサガオ 鉢植えの育て方
・アサガオ プランターの育て方は?
・西洋アサガオ 育て方