アサガオ 育て方の流れ
大輪日本アサガオの双葉です
アサガオは5月頃から種まきや苗の植え付けが始まり、
11月頃にはつるが枯れてシーズンが終わります。
栽培の大きな流れをつかんでおくと、
アサガオを育てる作業がスムーズになります。
アサガオの病気
アサガオ 花言葉
アサガオ 育て方 雨
雨に濡れる水色のアサガオ
アサガオは小学校の教材に使われることがあるほど、育てやすい植物です。
けれど、いざ育ててみようと思うと、気になるのが育て方や育てる時の場所です。
アサガオを育てる時は、雨に当てても大丈夫なのでしょうか。
アサガオ栽培の楽しみ
アサガオ(朝顔,Morning glory)は、ヒルガオ科の植物で、
日本でも古くから親しまれている花の一つですね。
江戸時代に大流行し、品種改良が一気に進みました。
特に珍しい花色や花形は珍重され、高値で取引されていたほどです。
今でも、庶民から愛好家まで、広く愛され続けています。
アサガオの挿し木
アサガオ 苗の選び方
■アサガオ 苗の選び方
初心者の方は、苗からアサガオを育てることもおすすめです。
園芸店やホームセンターに行くと、
種だけでなくたくさんの品種の苗が並んでいます。
たくさんある苗の中でも、元気で健康な苗を選ぶコツは?
1.葉の色が良い
葉の色は苗の元気のバロメーターでもあります。
色が悪かったり、斑入り品種でもないのに、
斑点があったりするものは避けます。
種の皮をかぶっていない、双葉がしっかり開いた、
色つやの良いものを選びましょう。
×葉が白い
発芽温度よりも低い温度で発芽した場合、
苗が白っぽくなってしまうことがあります。
他にも、すでに病気にかかっていたり、
日陰で管理していたりすると、葉の色が悪くなります。
葉の色が悪いものは避けるようにしましょう。
2.骨太で本葉は4枚くらい
苗が大きいからといって、必ずしも良い苗とはいえません。
アサガオの定植時期は、双葉が完全に開いて、
本葉の先が見えた頃~本葉が4枚くらいの頃までです。
それを過ぎてからの定植は、根を傷めることになるので、
その後の生育に大きく影響します。
3.害虫がついていない
苗の時点で害虫がついているものは避けるようにします。
苗が小さいうちにつきやすいのはアブラムシです。
小さい虫ですが繁殖力が高く、
放置しているとあっという間に増えてしまいます。
購入してから発見した場合は、
粘着テープなどで捕殺しておきましょう。
購入前に害虫がついているのを発見したら、
必ずその苗は避けるようにします。
特にアブラムシは体が小さく、
駆除したと思っていてもどこかに潜んでいて、
また繁殖してしまうことが多々あります。
新芽や葉の裏によくついているので、
よく見てチェックしておきましょう。
4.ポットの底から根が見える
やはり根張りの良いものは元気な苗といえます。
ポットの底穴をのぞいてみて、
白い根が見えているものはとても元気の良い苗です。
根は見えているけれど、露出した根が白くなく、
茶色く変色してしまっているものは避けるようにします。
底穴から根が見えなくても、
株がぐらぐらしていなければ問題ありません。
5.品種名のラベルがある
アサガオの品種と生産者が分かりやすくはっきりと、
ラベルに書かれているいる苗を選ぶのが安心です。
アサガオ 鉢植えの育て方
■アサガオ 栽培スケジュール
■アサガオ栽培データ
英名・学名 morning glory・ipomoea nil
形態 つる性一年草
原産地 熱帯、亜熱帯、ヒマラヤ高原
草丈/樹高 100cm~300cm
開花期 7月~9月
花色 青、紫、赤紫、ピンク、白
栽培難易度(1~5) 2(易しい)
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途 耐暑性が強い、初心者向け、花期が長い
アサガオを鉢植えで育てようと思ったら、
摘芯や誘引方法を一通り知っていると、
より美しく元気に咲かせることができます!
鉢植えは、環境によって移動させることが容易ですし、
コンパクトに育てることができます。
アサガオ 花がら摘みの方法
アサガオに花がらを残すと株が衰えやすいです
[アサガオ 花がら摘みの方法]
■花がらを摘む理由
アサガオ、梅雨が明ける頃、いよいよシーズンが到来です。
毎朝、次々と花を咲かせるアサガオは楽しみです。
アサガオはその名の通り、朝に花を咲かせた後、夕方にはしぼみます。
そのしぼんだ花を摘む作業を、花がら摘みといいます。
栽培環境にもよりますが、厳密に言うと花がら摘みは、
必ずしなければならない作業ではありません。
花がら摘みをしなくても、すぐにアサガオが枯れることはありません。
けれど、花がらを摘むことにより、
アサガオの養分を無駄に消耗するのを防ぐことができます。
アサガオ 枯れる理由は?
アサガオが枯れる場合の対策は?
[アサガオ 枯れる理由は?]
■アサガオの下葉が枯れる
アサガオの下葉が枯れる理由はいくつかあります。
・水切れを起こした
・強い直射日光に当てすぎた
・根腐れを起こした
これらのどれが当てはまるのか、見ただけでは分かりません。
とにかく養生させ、株が元気になるまで様子を見る必要があります。