アサガオ 育て方の流れ
大輪日本アサガオの双葉です
アサガオは5月頃から種まきや苗の植え付けが始まり、
11月頃にはつるが枯れてシーズンが終わります。
栽培の大きな流れをつかんでおくと、
アサガオを育てる作業がスムーズになります。
■5月~6月のアサガオ栽培
5月に入り気温がぐんと上がったら、アサガオ栽培のスタートです。
5月~6月は、種まきと苗の植え付けが可能な時期です。
種から育てる場合は、育てる場所に直接まく直播きと、
苗をポットなどで育ててから定植する方法があります。
どちらも種をまく深さなどは変わりません。
また、この頃になると園芸店やホームセンターなどで、
アサガオの苗が店頭に並び始めます。
育苗に自信がない方や、種を使い切れない心配がある方は、
苗から育てるのもおすすめです。
4月の末頃から出回ることもありますが、
気温が充分に上がらないうちに苗を植え付けてしまうと、
寒さにあたって弱ることがあります。
必ず充分に気温が上がって、
温かさが安定してから植え付けるようにしましょう。
枝垂れアサガオの紅ちどり
■5月~9月のアサガオ栽培
種まき・苗の植え付けと時期が重なりますが、
この期間は追肥が必要になってきます。
種まきから育てる場合は、
定植時期までは追肥の必要はありません。
また、苗を植え付けた直後も、追肥は必要ありません。
植え付けてから2週間後くらいから追肥を開始します。
アサガオは、つるや葉ばかりが茂る、
「つるボケ」の状態になることがあります。
原因の一つとして、肥料過多があります。
中でも、窒素分の多い肥料ばかりを与えていると、
つるボケを起こしやすくなります。
窒素・リン酸・カリの3要素が同等のものか、
リン酸が少し多めのものを与えるようにしましょう。
>>アサガオの肥料は?
>>アサガオ 摘芯 時期と方法
開花が楽しみです
■7月~11月のアサガオ栽培
品種によりますが、7月以降はいよいよアサガオの花のシーズンです。
よく見かける日本アサガオであれば、7月頃から開花が始まります。
西洋アサガオなどは、少し開花が遅れて8月頃から開花が始まりますが、
その代わり寒くなるまで楽しむことができます。
また、この時期はつるをよく伸ばす時期でもあります。
つるを誘引するネットや支柱はあらかじめ用意しておきましょう。
伸びたつるを放っておくと、思っていた場所と違うところに絡みついて、
手に負えなくなることもあります。
つるが伸びたらその分、必ず誘引するようにしましょう。
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