茶々丸
茶々丸
茶々丸(ちゃちゃまる)は、アサガオの種類の中でも、
曜白朝顔(ヨウジロアサガオ)という種類に分類されます。
曜白朝顔というのは、マルバアサガオと、日本系の覆輪種、
アフリカを原産とするアサガオの交配種で、
比較的、歴史の新しいアサガオの種類です。
曜白朝顔にもたくさんの種類が作出されています。
今回は、茶々丸を紹介します。
[茶々丸]
■茶々丸の栽培データ
科・属名 ヒルガオ科イポメア属
英名 Japanese Morning Glory
開花期 7月~9月頃
開花時間 15時頃まで
■茶々丸の特徴
・曜白朝顔(ヨウジロアサガオ)
花の中央部分のことを「曜」と呼ぶのですが、この曜の部分と、
花びらの縁が白いことから、曜白朝顔という名前になりました。
茶々丸の場合は、色のある部分が薄い茶色が入ったような、
なんとも独特のカラーをしています。
ハッキリした鮮やかなカラーの多いアサガオの中では、
この深みのある大人っぽい色合いはとても珍しく愛らしいです。
・花が大きい
一輪の花は、約7~8センチになる中輪種で、房咲きです。
重なりあって咲く姿はとても見事で、あんどん仕立てにも向いています。
大人っぽいアサガオです C)あさがおのお宿 ←種はこちらでも販売されています
■茶々丸の栽培のコツ
・種まきの適期、苗の植え付け時期
茶々丸の発芽適温は20度~25度ですので、5月初旬以降が種まきの適期です。
ジフィーセブン、ポットなどを利用して、
一度苗を育ててから定植させることもできます。
直播きする場合は、株間を20センチ~30センチほど開けて種まきをします。
植え付け時期は、本葉が6~8枚くらいになった頃が適期です。
・増やし方
西洋アサガオは種が取りにくく、増やしにくいとされていますが、
茶々丸の場合は、花がらをそのまま枯らすと種がとれます。
また、翌年の5月初旬に種をまけば、簡単に増やすことができます。
・病害虫の防除
ナメクジ、アオムシなどがつきやすいので、よく観察して捕殺します。
また、梅雨明けあたりには、ハダニが発生しやすくなります。
定期的に観察を行い、その都度防除を行うようにします。
■参考
・アサガオ 種からの育て方
・アサガオ 鉢植えの育て方
・アサガオ プランターの育て方は?
・西洋アサガオ 育て方