紅ちどり
紅ちどり
紅ちどりは、濃いピンクや紫がかった赤色の小花が咲くアサガオの品種です。
時には白い縁取りが入ることもある紅ちどりは、
アサガオの品種の中でも、王道かつ人気の品種です。
しだれ咲き品種なので、早めに摘心して育てると、
たいへん豪華で素晴らしい雰囲気を出してくれます。
[紅ちどり]
■紅ちどりの栽培データ
科・属名 ヒルガオ科 サツマイモ属
学名・英名 Ipomoea tricolor Morning glory
別名 牽牛子(ケニゴシ)
開花期 7月中旬~9月中旬
花色 赤に白い覆輪
花言葉 愛着
■紅ちどりの特徴
・しだれ咲き
紅ちどりは、アサガオの中でも少し小さく、可愛らしい小花です。
なんといっても、ハッキリとした色合いが特徴で、時には白い覆輪が入ります。
この愛らしい花が、しだれ咲き揺れるのは、見事です。
・斑入りの葉
葉は斑入りの葉で、サイズも小さく、花を良く引き立てます。
葉を見ているだけでも、とてもオシャレなので、観賞用にピッタリなアサガオです。
・つる
つるは下に垂れ下がっていくタイプなので、ハンギングバスケットに向いています。
巻き付くものがあるとそれに巻かれてしまうので、支柱などは用意せず、
絡まないようにしながら、下に伸びていく様子を楽しんでください。
つるが、この画像より1~1.5メートルくらいまで伸びても咲きます
■紅ちどりの栽培のコツ
・種まき
種まきの適期は、4月中旬~6月中旬頃です。
花壇やプランターなどに直播きして育てることもできますが、
ポットで育て、生育の良いものをハンギングバスケットなどに定植させると良いです。
種は一般的なアサガオよりも少し小さめです。
約1センチの深さのところに、種の丸い方を上にして種まきを行います。
種まき後は、しっかりと水を与えてください。
鉢のサイズは、10号くらいの大きめのものが、
根詰まりせず水切れもしにくく良いようです。
開花までには約90~100日要します。
発芽適温は、20度~25度ですので、ゴールデンウィーク前後に種まきを行えば、
だいたい、お盆頃に開花が見られる計算になります。
・育て方
アサガオを育てるにあたって重要なのは、日光、水、肥料です。
日当たりが良く、水はけの良いところで管理し、
水・肥料は少し多めに与えると良いでしょう。
短日植物なので、夜間に外灯などで明るい場所では、花芽をつけません。
暗い場所に移すか、箱をかぶせて暗くしてあげると良いです。
また、下に伸びていくタイプのつるですが、伸び始めのつるは摘芯した方が、
枝分かれしやすく、ボリューミーな株に育ちます。
ハンギングバスケットに飾る場合も、摘心してボリュームをつけた方が綺麗です。
■参考
・アサガオ 種からの育て方
・アサガオ 鉢植えの育て方
・アサガオ プランターの育て方は?
・西洋アサガオ 育て方