フウセンアサガオ
■フウセンアサガオ
フウセンアサガオ(風船朝顔)は、開花後にぷくっと丸みのある、
風船のような形になることからこの名前がつけられました。
開花中の花ももちろん綺麗ですが、開花後も楽しめるのが一番の特徴です。
*フウセンアサガオ画像は、こちらです。
■フウセンアサガオの栽培データ
科・属名 ヒルガオ科フウセンアサガオ属
英名・学名 Operculina turpethum
開花期 10月~5月
■フウセンアサガオの特徴
・フウセンアサガオとは?
つる性の多年草で、茎は5メートル以上にもなります。
葉は、少し丸みがありますが、先はシュッとしていて、大きさは、5~15センチ程度です。
花冠は、鐘のような形をしていて、綺麗なホワイトカラーが特徴です。
開花のあと、萼片が肥大したあとは、紫~茶色のような色になります。
・風船状に膨らむ
冒頭でも少し紹介させていただきましたが、フウセンアサガオ最大の特徴は、
開花後に風船のように膨らむことです。
萼片が大きくなり、蒴果(さくか)を包み込むことで、風船状になります。
・つる性多年草
フウセンアサガオは、10メートル以上にもなる常緑つる性の多年草で、
他の植物にも良く絡みつき、ぐんぐんと伸びていく性質があります。
アサガオにもいろいろな種類がありますが、風船状に膨らむ性質がとても珍しいので、
ぜひ、育ててみてください。
日本においては、西表島など、沖縄県で良く見られるアサガオです。
琉球アサガオといい、暖かい沖縄の天気に良く合いますね。
フウセンカズラもかわいらしく、種の模様もチャーミング
・フウセンカズラ(風船葛)とは別
同じく風船状になる植物であり、同じつる性をもつフウセンカズラ。
あまりフウセンアサガオが一般的ではないため、勘違いされることがあるようですが、
フウセンアサガオと、フウセンカズラは、全く別の植物です。
どちらも緑のカーテンに利用できるという点もまた勘違いされる要因になっていますが、
フウセンカズラは、ムクロジ科の植物で、アサガオではありません。
・美容健康効果がある
フウセンアサガオは、美容や健康に良い成分が含まれているため、
最近では、マッサージオイルなどとして使われることも多くなってきています。
■参考
・アサガオ 種からの育て方
・アサガオ 鉢植えの育て方
・アサガオ プランターの育て方は?
・西洋アサガオ 育て方